本を出版するには、出版会社と契約をして原稿を書き本にしていかなくてはいけません。そのため、本を出すことのできる作家になれるのは、一握りの人間でしかありませんでした。しかし、誰もが作家のように自分の本を出すことができます。それが、自費出版です。自分で費用を出すことで本を出版できる方法で、中にはベストセラーになった本もあります。自費出版の場合、あらかじめ出版する部数が決まっているので、全て売れればいいのですが、売れなければ赤字になってしまいます。そのため、本を出したいのに諦めなければ行けない人も多かったようですが、最近は少し変化があります。それは、電子書籍です。電子書籍は、原稿を書いたら後はインターネットで売るだけです。印刷して本にする必要がないので、コストもほとんどかからずに本の出版をすることができます。

憧れの本を自費出版で

文章が好き、小説やエッセイに詩などを書くのが好きな人は、公募などに投稿すれど作品はノミネートもされないという現実があります。確かに、小説などはレベルの高いものの公募が多く、入賞できるのはほんの一握りの人間です。また、公募作品でもノミネートされなくても面白い本や良き作品はたくさんあるものです。意外にも、ノミネートされない本を自費出版したところベストセラーになったという事例もあるのです。いつか本を出したいと考えているのであれば、自費出版も視野に入れるのも良いでしょう。さらに、出すからには、いろんな出版社があります。リーズナブルなところから、一般的な費用がかかるところなど、多様にあるのです。まずは、いろんな所の出版社に作品を送って、審査をしてもらいましょう。運良ければ、自費でなく企画出版ということになるかもしれません。

自費出版で自らの仕事を振り返ってみる

私の知り合いの方で、来年の4月に定年を迎える方がいます。その方が現在取り組んでいるのは、入社した時からの自分の日報を自費出版するための準備です。大変に几帳面な方で、入社してから今まで日報を書かなかった事は無いそうです。そしてその日報をすべてきれいな状態で保存してあるそうです。自分の働いた証として、そして子や孫に対して自分の生き様を見せるためにそれらの日報を自費出版し、知り合いの方やお世話になった上司の方などに送るそうです。発行部数は印刷屋さんと相談をして最小限の部数で印刷してもらうそうです。現在はあとがきを書いているそうです。入社してから5年を区切りとして、5年ごとに感じたことや思い返してうれしかったことなどをあとがきとして書いているそうです。本当に素晴らしいことだと思います。そして、そこまで情熱を傾けた仕事があったということに対して羨ましくも感じてしまいます。